「この歯医者がヤバい」斎藤正人著

公開日: 更新日:

 日本の歯科医院の数はコンビニの数を上回る“供給過多”で、患者からできるだけ多くの治療費をむしり取ろうと、必要のない抜歯を行う悪徳医院が急増しているという。「抜かない」を信条とする歯科医である著者が、良い歯科医の見分け方を伝授している。

 例えば、現状を分かりやすく説明してくれること。なぜ痛いのか、どうして歯茎が腫れているのかなどをかみ砕いて教えてくれる歯科医は意外と少ない。説明もなく、治療だけをどんどん進めていくような場合は要注意だ。

 また、患者の希望に沿った治療をしてくれることもポイント。痛みを止めて欲しいと頼んでいるのに、どうせぶり返すからと強引な抜歯を勧める歯科医もいる。そんなときは、即刻転院を考えよう。

(幻冬舎 780円)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった