「緑内障の最新治療」平松類著、植田俊彦監修

公開日: 更新日:

 緑内障は、眼圧が高くなることで目の神経がダメージを受け、徐々に視野が欠け、やがて失明する病気だ。片方の視野が欠けてももう片方で補われてしまうため、多くの人が発症に気づかずに悪化させている。

 本書では、日本人の失明原因の第1位である緑内障について、その仕組みや新薬、最新治療などについて詳述している。

 新薬としては、間もなく使用が開始される「Rhoキナーゼ阻害薬」に期待が集まる。緑内障の治療には眼圧を下げる目薬が用いられるが、この新薬はもともと脳の薬として用いられてきたもので、血流をよくする効果も併せ持つことで緑内障への高い効果が注目されている。

 他にも、iPS細胞による再生医療や、遺伝子治療の現状についても解説している。

(時事通信社 1500円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  2. 2

    【スクープ第3弾!】衆院選での違法な「有料広告動画」疑惑 宮城自民5陣営“総汚染”で組織ぐるみが浮き彫り

  3. 3

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  4. 4

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  5. 5

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  1. 6

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  2. 7

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  3. 8

    パンサー尾形や中山功太の告発…お笑い業界の“いじめ体質”はなぜ消えない? ヤンキー文化が残した功罪

  4. 9

    井上一樹氏は今季限りでクビか? 最下位中日で早くもウワサ…次期監督は「井端弘和vs荒木雅博」の一騎打ち

  5. 10

    波瑠&高杉真宙「夫婦格差」新婚5カ月でクッキリ…妻は株上昇も、夫は視聴率低迷の切ない事情