「退職金貧乏」塚崎公義著

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 本書ではモデルケースを設定しながら、“長生きしても大丈夫”な資産運用の手順を分かりやすく紹介している。70歳時点では、金融資産は銀行預金と物価連動国債、変動金利型国債が10%ずつ、日本株と外貨が35%ずつという配分になっているのが、インフレにも耐えられる理想の形だという。

 そこで、今55歳のサラリーマンなら、今年から毎年夏の賞与時には21万円分のETF(上場投資信託)を、冬にはETFとドル建てMMFを毎年交互に購入を続ける。そして退職金を受け取った後は、3年ほどかけて物価連動国債と、変動金利型国債を購入するのが望ましいという。株や外貨は怖いという人のための、国債のみの運用法も数値例を示しながら解説している。

 さまざまな金融商品や年金、相続に関する基礎知識も網羅。安心して老後を暮らしたいなら必読だ。

(祥伝社 800円+税)

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