「十九世紀イギリス自転車事情」坂元正樹著

公開日:  更新日:

 19世紀に英国で生まれた前輪が著しく大きい「オーディナリ自転車」についての研究書。

 前輪をペダルでこいで進む自転車は1863年に発明され、67年のパリ万博で広まった。時同じく、オーディナリ自転車は、69年ごろ製作が始まり、ベアリングの採用などの技術革新で自転車の標準的な形態として普及。当時の人は趣味的楽しみとして自転車に乗り、娯楽・スポーツとして成長していった。この時代に既にレースや自転車旅行が盛んに行われたが、わずか十数年で自転車は現代の形へと変化していく。豊富な資料で当時の「自転車ブーム」を検証しながら、オーディナリ自転車の誕生と消滅の理由を探る。

(共和国3700円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  7. 7

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  8. 8

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

  9. 9

    広島1位・小園海斗の成長に一役…父語る400万円の秘密兵器

  10. 10

    歴史は繰り返す 「分断か共生か」の対立が招く3度目の大戦

もっと見る