「とことん自転車」鶴見辰吾著

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 自転車活用推進研究会から「2代目自転車名人」を拝命するほど自転車にのめり込む著者が、自らの体験を振り返りながら、その楽しさをつづったエッセー。

 自転車に乗ろうと思ったきっかけは、体形と体力の維持だった。昔買ったマウンテンバイクを引っ張り出して近所で乗ってみると、今まで気づかなかった町の魅力を再発見。さらに行動半径が広がると共にロードバイクを手に入れ、撮影現場にも自転車で行くようになり、4年後には車を手放す。自転車がもたらしてくれる効能から、レースやイベントで地方や海外に行く楽しさ、そして全国のお勧め絶景コースまで。自転車の魅力とノウハウを語り尽くす。(小学館 720円+税)

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