タイトルが“すごい”本特集

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「ティラノサウルスはすごい」小林快次監修 土屋健著

 スティーブン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」シリーズや「ドラえもん のび太の恐竜」など数々の映画で、その凶暴性や獰猛な肉食獣っぷりが描かれてきた。その名もティラノサウルス。知名度・人気ともに高く、恐竜界のスター的存在といってもいいだろう。

 その生態について、最新の研究データを踏まえて解説しているのが「ティラノサウルスはすごい」(小林快次監修 土屋健著 文藝春秋 830円+税)だ。

 今から約7000万年前、白亜紀末期に生息していたティラノサウルスは、全長12メートル、体重6トンの堂々たる体格。陸上肉食動物の中で史上最大級だ。

 特徴は頭骨と歯の大きさ。奥行き1・5メートル以上、高さ1メートル近い頭骨に加えて、両目が正面を向いて立体視が可能な配置。25センチ以上の歯で、獲物を骨ごと噛み砕く能力を持っている。圧倒的な体格の割に、前脚が短いアンバランスさ。

 さらに、ここ十数年で新たな事実が発見された。化石の内部構造を非破壊で見ることができるCTスキャンや、コンピューターによる3D復元機能の利用で、恐竜研究が飛躍的に進んだのだ。

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