「その痛み、なんとかします。」おのころ心平著

公開日: 更新日:

 心と体の不調を探り、さまざまな痛みの改善を促すボディーサイコロジストの著者。本書では、20年にわたって2万人以上の痛みを癒やしてきた経験をもとに、自分でできる痛みの解消法を伝授していく。

 うっ血性のむくみや結石による痛みに悩まされている人は、人間の五感のひとつである聴覚に滞りがある可能性が高いという。外耳・中耳・内耳の順に、空洞・骨・リンパ液を介して音を体内に引き込む耳の機能が低下すると、体内の循環そのものが滞り、血液の詰まりや体液の逆流が起こりやすくなるためだという。

 これを改善するには、背筋を伸ばして好きな音楽を耳に取り込んだり、耳を引っ張るなどして耳もみを行うこと。耳の機能がよみがえれば、全身のむくみや結石の解消につながるそうだ。(KKベストセラーズ1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち