「EU騒乱」広岡裕児著

公開日: 更新日:

 ギリシャの財政問題に続き、シリアからの難民問題でEUは揺れている。だが、ISの拡大以前からヨーロッパにはスーダン、アフガニスタンなどから、常に難民が流入していた。労働力不足のヨーロッパはそれを受け入れていたのだが、社会の最下層を形成する彼らは、やがてテロリストとなって故郷に輸出されることになる。

 EU統合で国境がなくなったはずの西欧諸国で現在、難民や移民の排斥運動が起きているが、〈心の中の国境〉が復活したときが危険だと著者は指摘する。欧米で生まれた民主主義に出口はあるのか。

 フランス在住のジャーナリストによる現地からの緊急リポート。(新潮社 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    芦名星さん突然の訃報に…“破局”の憶測と質素な暮らしぶり

  2. 2

    芦名星さん謎だらけの突然死“遺作グラビア”現場では笑い声

  3. 3

    岡部大がブレークか 代役MCにドラマ出演、CMも隠れた人気

  4. 4

    岡部大「エール」で弟子役を好演 菅首相以上の“秋田の星”

  5. 5

    大坂なおみ全米2度目Vで稼ぎは? “BLM”貫き米財界が熱視線

  6. 6

    大坂なおみ驚きの“アゲマン効果”…恋人ラッパーは超有名に

  7. 7

    菅首相の父は豪放磊落な地元の名士 まったく違うタイプ

  8. 8

    芦名星さん、三浦春馬さん…俳優を追い込む韓国との類似点

  9. 9

    石破茂氏だけじゃなかった…菅新首相の露骨な「岸田潰し」

  10. 10

    「エール」音の妹と裕一の弟子が急接近…「露営の歌」秘話

もっと見る