• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「鷹の爪 おっとり聖四郎事件控(五)」井川香四郎著

 普段は出張料理が専門の包丁人の聖四郎は、訳あって、仙台堀沿いの料亭「歳松」の花板を務める。急逝した先代の米八から、息子の駒吉を一人前の料理人にしてくれと頼まれたのだ。しかし、駒吉は修業に身が入らず、反抗的な態度を見せる。米八と駒吉は本当の父子ではなかった。

 同じころ、自身番大家の松蔵が仙台堀をはさんだ商家から「歳松」を監視していた。抜け荷の探索をしている松蔵は、「歳松」が取引の場所ではないかと疑っているようだった。そんな中、店の近くの船着き場に荷船が激突。船には心中のように手足を結び合った男女の死体が転がっていた。(「いつわりの花」)

 包丁も剣の腕前も冴えわたる聖四郎が悪党を両断する人気シリーズ。(光文社 640円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有働アナ取られ…大手がマツコに意趣返し“共演NG包囲網”も

  2. 2

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  3. 3

    手越がトドメに? 日テレの情報番組からジャニタレ一掃も

  4. 4

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  5. 5

    梨田監督ついに決断…楽天・松井は二軍落ちが大正解の理由

  6. 6

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  7. 7

    支持率下落が続く安倍政権 今度は対北外交でも国民にウソ

  8. 8

    前川清さん語る運の尽き 演歌界の“酒豪四天王”に誘われて

  9. 9

    最大の後ろ盾も失い…楽天・梨田監督“電撃辞任”の全内幕

  10. 10

    ファンも聞き飽きた 本田圭佑の“大風呂敷”惨敗した4年前も

もっと見る