テレビ番組の裏側を楽しむ本特集

公開日: 更新日:

「視聴率ゼロ!」大川貴史著

 著者は「TOKYO MX」(東京メトロポリタンテレビジョン)の人気帯番組「5時に夢中!」(月~金曜17時から放送)の名物プロデューサー。

 現場で一番年上だからという理由だけで生番組のプロデューサーに抜擢された氏は、面白いものを作る能力はないが、面白い人、面白いことに気づく能力があることを自覚し、番組作りに熱中。しかし、視聴率はいつも限りなくゼロに近い数字だったという。

 そんな中、2005年に「5時に夢中!」が始まる。同番組にまだ無名だったマツコ・デラックスを起用するなど、やがてキー局とは一線を画す企画で次第に人気番組に成長。失敗談など多くのエピソードを交えながら、その舞台裏を明かす。(新潮社 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々