「幸せな劣等感 アドラー心理学〈実践編〉」向後千春著

公開日: 更新日:

 話題のアドラー心理学を解説した生き方テキスト。

 100年前に誕生したアドラー心理学が現代人を引きつけるのは、「自分の人生を捉え直して、新しい人生をもう一度スタートさせてみよう」という勇気を与えてくれるからだという。

 例えば、劣等感。アドラーは理想の自分と比較して現在の「自分が未熟である感覚」を劣等感と名付けた。他人との比較ではなく、自身の問題なので自分を卑下する必要はなく、劣等感があるからこそ成長することができると説く。

 自分自身を受け入れる(自己受容)や、自分が生きてきた道を再発見すること(ライフスタイル)など、アドラー心理学の神髄を解説しながら、いますぐ実践できる意識改革のヒントを伝授。(小学館 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景