「『減塩』が病気をつくる!」石原結實著

公開日:

 健康のために減塩に日々努めている人も多いだろう。

「減塩は体にいい」はもはや常識化しているが、それを覆す研究報告が次々と発表されていると著者は指摘する。

 たとえば、20万人以上を対象に行われた米国の国民栄養調査では、食塩摂取量の一番多いグループの死亡率が最も低く、食塩摂取量が少なくなるほど死亡率が高いという結果だった。高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの心血管障害による死亡率も、食塩摂取の少ないグループほど高かった。

 この結果は、世界的に権威のある英国の医学誌「ランセット」に発表されている。

 日本の結果でも、高血圧疾患による死亡確率(男性)はトップが大阪だが、この地は食塩摂取量の順位になると全都道府県中43位だ。

 著者は、とかく悪者にされがちな塩分の体への効能を説くと同時に、実際に摂取するならどのようにすればよいか、症状・病気別に具体的に紹介。すぐに実践できる内容になっている。(青春出版社 980円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  3. 3

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  4. 4

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  5. 5

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  6. 6

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  7. 7

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

  8. 8

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  9. 9

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

  10. 10

    今度は連ドラ初出演…田中みな実“媚びた笑顔”に隠れた野心

もっと見る