「『減塩』が病気をつくる!」石原結實著

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 健康のために減塩に日々努めている人も多いだろう。

「減塩は体にいい」はもはや常識化しているが、それを覆す研究報告が次々と発表されていると著者は指摘する。

 たとえば、20万人以上を対象に行われた米国の国民栄養調査では、食塩摂取量の一番多いグループの死亡率が最も低く、食塩摂取量が少なくなるほど死亡率が高いという結果だった。高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの心血管障害による死亡率も、食塩摂取の少ないグループほど高かった。

 この結果は、世界的に権威のある英国の医学誌「ランセット」に発表されている。

 日本の結果でも、高血圧疾患による死亡確率(男性)はトップが大阪だが、この地は食塩摂取量の順位になると全都道府県中43位だ。

 著者は、とかく悪者にされがちな塩分の体への効能を説くと同時に、実際に摂取するならどのようにすればよいか、症状・病気別に具体的に紹介。すぐに実践できる内容になっている。(青春出版社 980円+税)

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