「築地めし」福地享子著

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 築地の仲卸で働く著者が、魚のプロたちが自宅で食べている、とっておきの魚料理のレシピとともに、築地の四季をつづったエッセー。
 河岸には魚に関する独特の表現が数多くある。「梅雨の水を吸って、魚はうまくなる」もそのひとつ。その言葉通り、この季節は圧倒的に小魚がよくなる。中でもマアジは目に見えて、ふっくら肉厚になるという。市場に並ぶアジの中でも、ぜいごを中心に黄色っぽい「黄アジ」は湾内でおっとり育つために脂がのり、うまいとか。お勧めのレシピは油を使わない焼き南蛮だ。その他、「ゲソワタのパリパリ焼き飯」や、「白子のホットサラダ」など、オリジナル料理とともに、魚に関するウンチクや河岸で垣間見た心温まるエピソードを紹介。(小学館 700円+税)

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