• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「ブラック奨学金」今野晴貴著

 奨学金を借りた学生が返済に行き詰まり、保証人になった親族が返済を求められるケースが続発しているという。ほとんどが貸与型で、その過半数が有利子の奨学金は、実質的には借金なのだ。

 一方で奨学金を利用する学生は増え続け、現在、大学生・短大生の約4割が奨学金を利用し、1人当たりの合計借入額の平均は有利子で343万にもなるそうだ。

 奨学金を返せない若者が増えている背景には、雇用状況の悪化に加え、奨学金を貸し出す独立行政法人・日本学生支援機構の取り立て強化が原因として挙げられる。

 本書は、激増する奨学金裁判の実態を報告しながら、奨学金制度の危険性などを指摘、さらに返せなくなった場合の対処法まで紹介したリポート。(文藝春秋 830円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    矢継ぎ早発表もポーズ 安倍政権の被災地支援は中身空っぽ

  3. 3

    股関節痛め広島視察中止…安倍首相に健康不安説また再燃

  4. 4

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  5. 5

    障害年金は支給継続も…非情な政策を傍観した公明党の大罪

  6. 6

    忖度が世代交代の妨げに…日本が4年後W杯で払う大きなツケ

  7. 7

    小沢一郎氏の知恵袋が指摘 安倍政権による「内乱」予備罪

  8. 8

    小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか

  9. 9

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  10. 10

    年俸500万円でDeNAへ 中後が語っていたマイナー時代の苦労

もっと見る