「日本核武装」(上・下)高嶋哲夫著

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 2年間のアメリカ留学から帰国した防衛省の真名瀬は、上司の小野寺防衛政策局次長から極秘リポートを見せられる。リポートは日本の核武装のための詳細な計画書だった。前日、交通事故で意識不明となった職員の館山の所持品から見つかった。リポートの存在が公になれば、政権は崩壊し、周辺諸国から糾弾され、国際社会で日本の孤立は免れない。リポートの存在は、まだ総理を含め数人しか知らないという。

 館山が所属していた防衛省科学技術本部に後任として配属された真名瀬は、内密にリポートを作成した人物やその目的を探り始める。やがて真名瀬は、自衛隊元幹部らが関わり、核爆弾が完成間近であることを知る。

 日本の核武装というタブーに挑んだ問題作。(幻冬舎 各600円+税)

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