「K―POP」金成玟著

公開日:

 世界を席巻するK―POPの定義は明確ではなく、カテゴリーの中身は世のトレンドの変化とともに常に更新されるという。その中心的存在となるのは、BoAや東方神起など、洗練されたサウンドと華麗なパフォーマンスを追求する「アイドル」だ。欲望が交錯する音楽空間であり、文化産業であり、社会的な場でもあるK―POPを「メディア」ととらえ、多視点から論じた音楽本。

 日本や米国の音楽を模倣する側だった韓国の音楽界は、1987年から97年にかけ、社会の民主化とともに、自己の音楽を創出する側に立ち始める。そうしたK―POP誕生からの歴史を追いながら、アーティストとオーディエンスとの出会いを可能にしてきたK―POPの核心に迫る。

(岩波書店 840円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    豊洲市場の事故現場は“血の海”だった…目撃者は顔面蒼白

  2. 2

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  3. 3

    森友問題のキーマン 体調不良を理由に「出廷拒否」の仰天

  4. 4

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

  5. 5

    ホクロ除去した宮沢りえ 本当の目的は森田剛との“妊活”か

  6. 6

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  7. 7

    カラオケ番組で「素人」得点…武田鉄矢が画面から消えた?

  8. 8

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  9. 9

    音痴で恥ずかしい…カラオケ下手が目立たない曲の選び方

  10. 10

    村上春樹は75年卒…人気作家はなぜ「早大」出身が多いのか

もっと見る