「動物園は進化する」川口幸男、アラン・ルークロフト著

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 20世紀初頭にアジアだけで1000万頭いた野生のゾウは現在、3万~4万頭にまで激減。動物園での繁殖も難しく、このままでは50年後には動物園でゾウが見られなくなるかもしれないと言われている。本書は、長年、ゾウの飼育に携わってきた2人による生き物テキスト。

 ゾウの祖先はおよそ800万年前に出現したが現存するのはアフリカゾウ属2種、アジアゾウ属1種の3種。人間には聞くことができない低周波音で、数キロ離れた群れと交信していることが分かってきたという。

 そうしたゾウの特徴や生態を解説。さらに使役動物として扱われてきたアジアゾウと人間との関わりや最新の飼育法などを伝えながら、未来の動物園のあるべき姿や野生動物と人間の共生について考える。 (筑摩書房 840円+税)

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