「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」堀内都喜子著

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 2年続けて幸福度ランキングで世界一となったフィンランド。日本と多くの共通点がある同国だが、一方で、16時を過ぎるとオフィスから人がいなくなり、夏休みは1カ月以上が当たり前。上司をファーストネームで呼び、休みや仕事の進め方をオープンに交渉し、在宅勤務も多い。それでいて国民1人当たりのGDPは日本の1・25倍あり、イノベーションで世界をリードする国でもある。そんなフィンランド流の働き方、生き方の秘密に迫るエッセー。

 オープンでフラットな職場環境、従業員全員が心身ともに健康であることが会社組織にもプラスに働くと考える仕事文化をはじめ、硬派で諦めない強い気持ちと、シンプルで心地よいライフスタイルを併せ持つその柔軟な思考法まで学ぶこと大。

(ポプラ社 860円+税)

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