「華麗なる誘拐」西村京太郎著

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 アメリカで私立探偵のライセンスを取得した左文字は、新宿の高層ビルで探偵事務所を開業するが、仕事の依頼がない。そんなある日、ビルの2階のカフェで妻で秘書の史子とコーヒーを飲んでいると、隣席のカップルが突然苦しみだす。2人は病院に搬送されたが死亡。警察で事情聴取を受けた左文字夫婦は、シュガーポットに青酸カリが混入された殺人事件だったと教えられる。

 実は、3日前、首相公邸に日本国民全員を人質にしたという人物から身代金5000億円を要求する脅迫電話が入ったという。カフェの事件はブルーライオンズと名乗る犯人による無差別殺人のようだ。左文字は警視庁の矢部刑事から捜査への協力を求められる。2日後、北海道で第2の殺人が発生する。

 1977年発表の誘拐ミステリー名作の再文庫化。

(河出書房新社 850円+税)

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