「いつか中華屋でチャーハンを」増田薫著

公開日: 更新日:

 著者はある日、知人に「中華屋のカレーって誰が食べてるのか気になるよな」と言われ、中華屋でカレーとかオムライスを食べるようになった。中華屋の定番ではないメニューが大好きになり、7月、バンドのライブにかこつけて、中華屋でカツ丼を食べるために大阪に向かう。

 大阪の中華屋ではカツ丼に中華風あんをかけたものが出てくるらしい。カツ丼2杯のカロリーを計算し、5時間歩いてたどり着いた中華屋でカツ丼を注文。あんがかかっていてカツが軟らかく、中華だしが効いていて、めっちゃうまい! 2軒目の中華屋で出てきたカツ丼にはあんだけでなく野菜の具も入っていてカツが見えないくらいだ。

 ほかに、ラーメンの鶏ガラスープにうどんを入れた「中華うどん」など定番でないものを食べ歩く漫画エッセー。

(スタンド・ブックス 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到