「証言 大谷翔平」張本勲、野村克也、江本孟紀ほか著

公開日: 更新日:

「二刀流」を引っ提げ、海を渡って4年。その「神レベル」の活躍で世界から絶賛される大リーガー大谷翔平選手の「すごさ」や「魅力」を、さまざまな視点から伝える証言集。

 メジャーでもスポットがあたるその走力について、日ハム時代の内野守備走塁コーチの白井一幸氏は「トレーニングを1年ぐらいやって、100メートルを走ったら日本記録をつくるんじゃないかと本当に思ってましたよ。それぐらい速い」と絶賛。当時、打者か投手かどちらかに専念すべきと世間は騒がしかったが、氏は「それは常識にとらわれている人たちの声」で、彼を間近に見たら「二刀流をやらせないのはもったいないと思ってしまう」ほど、その身体能力は高かったと語る。

 他にも、現在のエンゼルス監督ジョー・マドン氏のもとでプレーしたことがある川崎宗則氏をはじめ、花巻東高校時代のチームメートから、張本勲氏ら球界のレジェンドまで16人が証言。

(宝島社 880円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち