「大連合」堂場瞬一著

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 新潟成南高校野球部投手、里田史也は強豪校との試合に負け、さらに帰りのバスが横転事故を起こすという不運に遭遇した。里田は軽傷だったが、監督や他の選手が重傷を負い、県大会への出場が絶望的に。

 一方、小学校、中学校で里田とバッテリーを組んでいた尾沢朋樹の属する鳥屋野高校野球部は、監督の不祥事で廃部の危機に陥っていたが、尾沢は中学時代に里田がノーヒットノーランを達成したことを思い出した。自分と里田が組めば、どんな相手にも勝てるのではないか。入院中の里田を見舞いに行った尾沢は、「成南と鳥屋野で連合チームを組むんだよ。予選に出る方法はそれしかない」と言った。

「連合チーム」で甲子園をめざす高校球児を描くスポーツ小説。

(実業之日本社 1870円)

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