「花束は毒」織守きょうや著

公開日: 更新日:

 何げなく入った店で、木瀬は子どもの頃の家庭教師、真壁と再会した。真壁に脅迫状が送られてくることを知った木瀬は、ためらう真壁の代わりに、インターネットで見つけた探偵会社を訪れる。応対したのは中学の先輩、北見理花だった。

 木瀬が、結婚を控えた真壁の元に「良心があるのなら、結婚をやめろ」という手紙がたびたび届くことを説明すると、北見はその手紙の消印がS県N市であることに注目した。それは木瀬が子どもの頃住んでいたところだった。木瀬が引っ越した後、真壁は強姦容疑で逮捕され、大学を中退してその町を去ったのだ。過去の忌まわしい事件に仕掛けられた悪意の罠を描く戦慄のミステリー。

(文藝春秋 1870円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積