「夫婦別姓」栗田路子ほか著

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 1996年に法制審議会は選択的夫婦別氏制度を中核とする民法の一部改正についての見解を提出。しかし、国会での議論は一向に進んでいない。最高裁も現状を合憲と判断を下し、法律の問題なので国会が決めるようさじを投げた状態。世論調査では6割以上が賛成しているが、夫婦別姓の法制化はこの四半世紀、止まったままだ。

 法律で夫婦同氏を強制するのは世界でも日本だけ。とはいえ夫婦別姓の選択肢がある国でも、それぞれの制度や法適用の現実は一様ではない。

 本書は、欧米5カ国と中韓で長く暮らすライターやジャーナリストが夫婦別姓に関する各国の歴史や実情、そして課題を解説したリポート。さらに各国の事情を踏まえ、日本で選択的夫婦別姓を実現するための方法を各界の第一人者が討議する。

(筑摩書房 1034円)

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