著者のコラム一覧
佐野広実

1961年、横浜市生まれ。第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。2020年「わたしが消える」で第66回江戸川乱歩賞受賞。著書に「誰かがこの町で」「シャドウワーク」など。

(28)写真に東京出入国管理局の男が

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 永山が隣にいた娘の朱里に身体を向け、突然頭を下げた。

「すまない。テインタンのことは、すべてわたしのせいだった」

「どういうこと、それ」

 唐突なふるまいに戸惑った朱里が、薄気味悪そうに頭を下げた父親に目を注いでいる。

「ふたつの件が関係あるなどとは思っ… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,259文字/全文1,400文字)

【連載】デス・マーチ

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積