1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。
「野球帽をかぶるときは、まとめ髪にして帽子の中に髪をたくし込む。そうすると若い女も中年女も婆さんもすべて可愛くなる。ショートの髪で帽子をかぶるのとは一味違う。そこがミソだ」 「お兄ちゃんの好みっていうだけでしょう」 麦はキャップをかぶり直して口を尖らせた。 「…
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金鳳花のフール (123)コートを着た巨体が遠ざかる
本の森 「富士日記の人びと」校條剛著
GRAPHIC 「晴れときどきライカ」落合陽一著
「凡人の戦術」前田桂尚著
木曜日は夜ふかし本 「入り江の幻影」辺見庸著
金鳳花のフール (122)かけるならこの曲しかない
著者インタビュー 「芝浦屠場千夜一夜」山脇史子氏
金井真紀の本でフムフム…世界旅 「頭じゃロシアはわからない」小林和男著
「馬鹿と嘘の弓」森博嗣著
「人生は小説」ギヨーム・ミュッソ著 吉田恒雄訳
「赤ちゃんポストの真実」森本修代著
金鳳花のフール (121)赤松と蛇とを婚姻させて魔力を抜く
ノンフィクションが面白い 「死は予知できるか」サム・ナイト著 仁木めぐみ訳
発掘おもしろ図鑑 「SEEING SCIENCE 科学の可視化の世界」ジャック・チャロナー著 佐倉統日本語版監修 片神貴子訳
今日の新刊 「霜月記」砂原浩太朗著
「カブトムシの謎をとく」小島渉著
「長野善光寺殺人参詣」梓林太郎著
「日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサー」佐高信、森功著
「マイナ保険証の罠」荻原博子氏
「芸能界とヤクザ」鈴木智彦+伊藤博敏+常田 裕ほか/宝島SUGOI文庫
日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由
「認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?」長尾和宏氏
「色彩別 爬虫類両生類図鑑」川添宣広著・写真
「芝浦屠場千夜一夜」山脇史子氏
「頭じゃロシアはわからない」小林和男著
「step2」江口寿史著
ふげん社(目黒)「選書の基準は時代が変わっても座右の書になり続ける本ですね」
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