「特捜部Q カールの罪状」ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田奈保子訳

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「特捜部Q カールの罪状」ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田奈保子訳

 コペンハーゲン警察特捜部Qの責任者カールは、上司のマークスから新聞の死亡広告を見せられる。

 60歳の誕生日に自殺した女性は、30年以上も前、自動車修理工場爆破事件に巻き込まれ幼い息子を失った母親だった。この整備士3人が殺された事件は未解決で、改めて捜査資料に目を通したマークスは、現場に食塩が盛られていたとの鑑識官の記述に目が留まったという。以前にも現場で食塩が見つかった事件があったからだ。

 過去の資料を調べると、国会議員の自殺や工場主の事故死など、いくつかの事件で食塩が見つかっており、事故や自殺に見せかけて殺された連続殺人事件と分かる。そんな中、マークスはカールがコカイン取引に関わった容疑で捜査対象になっていることを知る。

 デンマーク発の人気警察シリーズ第9弾。

(早川書房 2420円)

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