「特捜部Q カールの罪状」ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田奈保子訳

公開日: 更新日:

「特捜部Q カールの罪状」ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田奈保子訳

 コペンハーゲン警察特捜部Qの責任者カールは、上司のマークスから新聞の死亡広告を見せられる。

 60歳の誕生日に自殺した女性は、30年以上も前、自動車修理工場爆破事件に巻き込まれ幼い息子を失った母親だった。この整備士3人が殺された事件は未解決で、改めて捜査資料に目を通したマークスは、現場に食塩が盛られていたとの鑑識官の記述に目が留まったという。以前にも現場で食塩が見つかった事件があったからだ。

 過去の資料を調べると、国会議員の自殺や工場主の事故死など、いくつかの事件で食塩が見つかっており、事故や自殺に見せかけて殺された連続殺人事件と分かる。そんな中、マークスはカールがコカイン取引に関わった容疑で捜査対象になっていることを知る。

 デンマーク発の人気警察シリーズ第9弾。

(早川書房 2420円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”

  4. 4

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  2. 7

    田尾監督には感謝しかない 電撃解任の際は一緒に辞めるつもりだったけど…

  3. 8

    故・中山美穂さんの遺産めぐる「相続トラブル」報道の実相…ひとり息子の相続放棄で、確執の実母に権利移行か

  4. 9

    ボクシング元世界王者・内藤大助さんは昨年ジム開設「ジィちゃんバァちゃんも大歓迎」

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希がまたも背信投球…指揮官まで「物足りなさ」指摘でローテ降格カウントダウン