「崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった」渡邊永人著

公開日: 更新日:

「崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった」渡邊永人著

 著者が勤める会社は、大阪のキャバクラ嬢に密着取材したYouTubeチャンネル「進撃のノア」などの動画を制作している。

 ある日、谷桃子バレエ団から密着ドキュメンタリー制作の依頼がきた。このバレエ団はバレエダンサーが自分たちで経営していたが、現在の経営会社が入るまでは破綻寸前だった。国が給料を払ってくれる新国立劇場バレエ団以外は、バレリーナは給料制ではなく、バイトして生活しているのだ。2023年3月、小田急線梅ケ丘駅に行った。ここのバレエ教室のスタジオを間借りして練習しているらしい。

 苦境から立ち直り、チケット即完売の人気を取り戻した奇跡のバレエ団のドキュメンタリー。 (新潮社 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い