「ほったらかし快老術」折茂肇著

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「ほったらかし快老術」折茂肇著

 90歳の現役医師が、老後を快適に暮らすための「快老術」を説いた生き方・健康テキスト。

 健やかに老いていくため大切なのは「病気と仲良くすること」「食べること(体の維持)」「役に立つ意識(生きがい)を持つこと」の3つだという。

 万人にとって、健康が大事であることは言うまでもないが、高齢者の場合は、病気がまったくないということは考えづらく、いくつかの病気を抱えている方が自然である。ゆえに高齢者の健康は「肉体的に満たされている」基準を下げて、総合的な及第点を目指していくのがいいと説く。

 ほかの2点についても解説しながら、100歳まで若さと健康を保つ10のコツをはじめ、健康長寿の鍵である骨の大切さ、75歳以降を愉快に生きるための心身の健康法を公開。 (朝日新聞出版 924円)


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