「包帯クラブ ルック・アット・ミー!」天童荒太著

公開日: 更新日:

「包帯クラブ ルック・アット・ミー!」天童荒太著

 国際医療団に看護師兼助産師として所属するワラは、亜熱帯地方の紛争地の村に派遣され、活動を続けてきた。

 帰国前日、空爆で負傷した子どもたちが運び込まれてきた。ワラは、幼い子どもを助けるため重傷を負った少女ヨックが気になる。痛いはずなのに、責任を感じて何も話そうとしないのだ。ワラはヨックに包帯を渡し、伝えたいことがあったらその包帯をベッドの柵に巻くように言う。

 その様子を見た医師のアリスは、ワラが世界中に広がるバンデイジ・クラブの創立者の一人だと気づく。翌日、クラブのリーダーでフォトジャーナリストのディノが取材中に撃たれたとの情報が入る。

「誰かが傷を負った場所に包帯を巻く」活動を始めた高校生6人の過去と現在を描くベストセラーの続編。 (筑摩書房 924円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”