「爆発物処理班の遭遇したスピン」佐藤究著

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「爆発物処理班の遭遇したスピン」佐藤究著

 鹿児島県警の爆発物処理班は、爆破予告があった小学校に出動。班員の宇原が校庭の銅像の前にあった不審物をX線撮影装置や検波器で調べると中には起爆装置も爆薬もなかった。しかし、回収しようと持ち上げた瞬間、強烈な爆発が起きる。調べると不審物が高さ1メートルに達すると埋設式の地雷が爆発する巧妙な仕掛けが施されていた。9時間後、繁華街のホテルに、客が利用中の酸素カプセルのカバーを開けずに、警察を呼べと不審電話が入る。駆け付けた宇原が調べると、カプセルには強力な爆薬が仕掛けられており、カプセル内が現在の1.3気圧以下になると起爆するようになっていた。

 量子力学を操る犯人に翻弄されるこの表題作をはじめ、8作を収録した人気作家のミステリー集。 (講談社 957円)


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