「クマなく伝えたいホッキョクグマのすべて」坪田敏男、鳥居佳子著
「クマなく伝えたいホッキョクグマのすべて」坪田敏男、鳥居佳子著
クマの多くは草食に偏った雑食だが、ホッキョクグマだけは肉食である。もともと最北部に生息していたヒグマの一部がより寒冷地に移動した。その過程で潜在能力として持っていた肉食性を取り戻し、アザラシを食べる個体が出現してアザラシ狩りをするように進化した。
クマのなかでは最大級で、大型化したのは脂肪を多く蓄えて体を温かく保つため。足裏にも毛が生えていて、氷上を歩くときに滑り止めの役目を果たしているらしい。現在、生息地が減少し、ホッキョクグマは絶滅の危機に瀕している。
野生動物学の研究者と飼育担当者がホッキョクグマの生態と現状を紹介する。 (実業之日本社 1870円)


















