「おでん学!」紀文食品おでん研究班編

公開日: 更新日:

「おでん学!」紀文食品おでん研究班編

 鍋料理の人気投票で不動の1位を守り続けるおでんは、日本の食文化を象徴する存在だという。家庭の食卓に上る日常の料理である一方で、専門店で風格のある逸品を味わう楽しみもあれば居酒屋などのメニューにも登場する、主役にもわき役にもなれる唯一無二の料理だ。

 地域によって、入れる種もの(具材)も味付けも異なる。また、本州中央部を境に、東と西では調理時間に約1.5倍もの差があるという。一見すると「普通」に思えるおでんにも、その土地の風土と歴史、そこで暮らす人々の食の物語が詰まっているのだ。

 本書は、田楽豆腐に起源をもつというおでんの歴史から、各地のおでんの特徴を、データを駆使して民俗学的に考察、さらにプロ直伝の技と作り方まで。多視点で熱く語り尽くすおでん文化論。 (祥伝社 1320円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”