Bジェイズ岡本和真vsWソックス村上宗隆 メジャー1年目に結果を残すのはどっちだ?

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 メジャーで評価がイマイチだった日本人野手が入団1年目から好スタートを切っている。ホワイトソックス村上宗隆(26)、ブルージェイズ岡本和真(29)だ。

 ヤクルト時代の2022年に三冠王を獲得した村上は、開幕戦から3試合連続本塁打。日本時間5日のブルージェイズ戦では、5試合ぶりの4号2ランをバックスクリーンに叩き込んだ。

 5日時点で主に2番、4番で全8試合に出場し、28打数7安打の打率.250、4本塁打、7打点。5四球を選んで出塁率.353、長打率.679と合わせたOPSは1.032。ヤクルト時代と同様に強打者ぶりを発揮している。

 巨人の4番として活躍した岡本も、昨季ア・リーグを制してワールドシリーズに出場した強豪チームで全8試合にスタメン出場、4~7番を任され、31打数8安打の打率.258、2本塁打、3打点。出塁率.343、長打率.452のOPS.794。村上より数字は落ちるものの、3月30日の初本塁打は155キロのフォーシームを右中間に運ぶ会心の一打で、直球への対応力の高さを見せた。

 日本時代はともに本塁打王を3度獲得、公私で親しい2人は、海の向こうで年間通じて結果を残すことができるのか。最終的にはどっちの方が好成績を残しそうか。

 メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「チーム事情も関係して、本塁打数は村上が上回るでしょう」と、こう続ける。

「村上のホワイトソックスは昨季まで3年連続シーズン100敗以上で低迷中。今季も投手陣がガタガタで苦戦は必至です。2-14で大敗した開幕戦で村上は、1-14の九回にメジャー初本塁打を放った。大量点差がついた試合はお互い主力投手が登板しない分、本塁打のチャンスは増える。ベンチからの制約も少なく、自分の打撃に専念しやすい。他球団でプレーするより7、8本は多く打てるとみています。1年目から30本塁打に到達する可能性はあるでしょう」

 2年契約の村上には、契約が満了する27年オフに大型契約を勝ち取りたい、という目標がある。

「本拠地のレート・フィールドはフェンスの高さが約2.4メートルと低く、球場的にも二塁打、三塁打より、本塁打が出やすいとの指標がある。拙い一塁守備をバットで挽回しようという気持ちも強いはず。前半戦で15本塁打程度打てれば、オールスターのホームランダービーから声がかかるかもしれない。そこでパワーを見せつければ、他の29球団へのアピールの場になる。きちんと四球を選んでいる点も見逃せません。日米でストライクゾーンに差異がある中、開幕戦の初打席から2打席連続で四球を選んだ。打率は2割2分前後で三振数が多くても、コンスタントに年間30~35本塁打を放ち、出塁率.350前後を残すことができれば、他球団から高い評価を得られる。26歳と若い村上なら、2年後のオフに5年総額1億5000万ドル(約240億円)規模の大型契約を勝ち取ることも夢ではありません」(友成那智氏)

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