注目作ズラリ 東映「原点回帰」で東宝の“一人勝ち”崩せるか

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■年間の目標興行収入は200億円

 年間の目標興行収入については「(国内全体の)10%の200億円に近づけたい」(村松秀信取締役)と発表。150億円の壁をなかなか突破できない同社にしてはかなり強気の発言だが、勝算はあるのか。映画ジャーナリストの大高宏雄氏は、「仮面ライダーやプリキュアなど、定番番組だけに頼らないラインアップができた。東映らしいエンタメムービーが揃った印象」とし、こう続ける。

「実写映画が充実してきたと思いますね。とくにGW公開の『相棒』、夏休みは三池監督の過激な手腕が期待できそうな『喰女』、秋の文芸大作には、もはや東映の看板女優といっていい吉永小百合が企画と主演を兼ねる『ふしぎな岬の物語』と勝負どころはしっかりと押さえている。この3本が期待通りの数字を達成すれば、200億円に近づけるでしょう」

 年間で興収700億円前後を稼ぎ出す東宝ひとり勝ちの映画業界。政治同様にライバル不在では業界自体が衰退するばかり。岡田東映は原点回帰で黄金時代復活となるか。

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