ドラマの合間に歌舞伎の稽古…香川照之が働きまくるワケ

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「いま日本で一番忙しい役者」ともっぱらだ。俳優の香川照之(48)に、「出ずっぱりで擦り切れないか」と心配する声が上がっている。

 ドラマ「半沢直樹」の敵役、大和田常務で話題になったかと思えば、先月は「宮本武蔵」に「LEADERS リーダーズ」とスペシャルドラマに立て続けに出演。今月からは連ドラの「MOZU」に出る。

 それに香川には歌舞伎役者、市川中車の顔もある。今年は初の全国巡業公演も。とまあ、まさに八面六臂(ろっぴ)の活躍だ。

 半沢役の堺雅人はCMこそ「トヨタ自動車」に「ソフトバンク」と5本もあるが、今期は連ドラ出演なし。すっかり半沢を食ってしまった大和田常務だが、確かに、擦り切れないか心配だ。

「それこそ分刻みのスケジュールで、さすがに肉体的な疲れを見せることはありますが、役者としては凄みを増している印象です。12年に歌舞伎デビューした頃は散々陰口を叩かれ、いびられましたが、最近では歌舞伎界でも『あの人は超人だ』と見る目が変わってきています。香川はドラマ撮影の合間を縫い、舞台の稽古もきっちりこなす。役者としての実力を認めざるを得ない。市川海老蔵も最初は嫌みを言っていたんですが、今では一目置いていますよ」(芸能ライター)

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