“号泣”野々村県議が怪しい支出 「政務活動費」デタラメ実態

公開日: 更新日:

「政務活動費については不適切な使用がたくさんあり、過去には私用パソコンや冷蔵庫を購入した区議もいました。情報公開請求によって各地の市民オンブズマンが返還請求し、議員に数百万円、数千万円の返還命令が出た例もあります。民間なら横領や重度の経費水増しにあたり、場合によっては懲戒免職になるのに、政治家が罰せられないのはおかしいと思います」

 こうした“公金横領”まがいの不正は国政でも横行している。国会議員には使途報告や領収書提出の義務がない「文書交通費」が月額100万円、「立法事務費」が同65万円、別に支給されている。

「国会議員の“第2の歳費”は地方議員よりもブラックボックスという批判があり、わいせつ本、育毛剤、海外旅行、子供の小遣いにあてていたケースが明るみになっています。言うまでもなく文書交通費も立法事務費も国民の税金です」(若林亜紀氏)

 野々村県議の“異様さ”だけじゃなく、地方議員、国会議員の「つかみ金」の問題にも、もっとスポットライトが当たってもいい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃