まな板を洗濯板に…元SDN48木本夕貴が語った極貧生活

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■選抜に入れたのは貧乏トークのおかげ

 そんな水風呂やカビの貧乏話を劇場公演のMCでしゃべって笑いを取ってたので、先輩が「木本、かわいそう」と思ってくれたみたい。私にカレーを作って持ってきてくれる先輩も、お古のTシャツや靴をくれる先輩もいました。チェン・チュー(中国人メンバー)はパンを焼くのが趣味で、「木本は貧乏だから、パン焼いて持ってきてやるよ」と言ってくれた。みんなやさしいですね。

 選抜メンバーが決まる時、私の貧乏キャラトークを聞いてくれてたスタッフが、「きれいな子だけじゃダメだ。おもしろいヤツも入れよう」と“おもしろ枠”で私を入れてくれた。メッチャうれしかったし、選抜メンバーに選ばれてからはいろいろ活動させてもらえるようになった。頑張った自分にご褒美として洗濯ホース買いましたよ(笑い)。これで絞らないで済むから気が楽になりました。今、お芝居を中心に活動できてるのも選抜に入れたから。私、歌もダンスもダメだったから、貧乏のおかげですね。

(聞き手=松野大介)

▽きもと・ゆうき 86年9月、愛知県生まれ。SDN48の中心メンバーとして活動。12年3月に卒業。現在は舞台を中心に活動中。

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