フジが妻夫木聡の主演映画を涙ぐましいほど猛宣伝するワケ

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 フジテレビ開局55周年記念作品として映画「バンクーバーの朝日」が公開されたが、同局は涙ぐましいほど宣伝に必死だった。

 主演の妻夫木聡(34)、亀梨和也(28)ら主要キャストをバラエティー番組を中心にこれでもかというほどブッキング。今年ブレークした俳優の滝藤賢一(38)が案内人をつとめる、「『バンクーバーの朝日』序章~映画の時代背景を名優・滝藤賢一が独演~」が16日から21日にかけて深夜に放送。ほかにも関連番組が放送されたが、フジは妻夫木に大きな“借り”があるため、絶対に映画をヒットさせたいという。

「7月に開局55周年記念ドラマ『若者たち2014』を妻夫木主演で放送。66年放送のオリジナル版を48年ぶりに現代版にリメークしましたが、あまりにも設定が時代錯誤だったため、平均視聴率7.7%と大コケ。フジは妻夫木の所属事務所との関係までも悪化しそうになった。それだけに、“若者”のあだを“バンクーバー”でという意気込みなのです」(映画関係者)

 20日の初日舞台挨拶では感極まって涙を流していた妻夫木。若者のリベンジはなるか。

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