「オールナイトニッポン」宣伝攻勢…狙いはシニア掘り起こし

公開日: 更新日:

 このところ、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」が宣伝攻勢をかけている。

 5月1日にはシンガー・ソングライターの浜田省吾(62)を35年ぶりにパーソナリティーに起用したり、続く8日には「木綿のハンカチーフ」の作詞で知られる松本隆氏(65)をゲストに招き、15日には歌手の広瀬香美(49)をパーソナリティーにしてロサンゼルスから初の生放送を実施した。

 極め付きは6月13日に行われる「70年代同窓会」(横浜情報文化センター)だ。シンガー・ソングライターのイルカやパーソナリティーのつボイノリオ、斉藤安弘アナら、かつてオールナイトニッポンで活躍した人たちをゲストに迎え、公開トークショーを行う。

 それにしても、今なぜ「オールナイトニッポン」なのか。ある関係者はこう言う。

「ラジオ復帰組の掘り起こしでしょう。かつて深夜放送に酔いしれたシニア層は、家庭からラジオ受信機が消えたことで、一時ラジオから離れてしまった。ところが最近は『ラジコ』などの登場でPCやスマホでもラジオが聞けるようになり、続々と戻っているのです。この人たちを囲い込むべく同局最大のブランド『オールナイトニッポン』で攻勢をかけているのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず