文化人ママドル菊池桃子「1億総活躍」民間議員までの道のり

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 83年11月に学研のアイドル雑誌「Momoco」のイメージガールとして創刊号の表紙を飾り、84年3月公開の映画「パンツの穴」でデビュー。同年「青春のいじわる」でレコードデビューし、「もう逢えないかもしれない」などヒット曲を飛ばす。女優としての活躍も目覚ましく、テレビドラマでも人気を博したが、95年、前述の西川哲と結婚。96年に長男、01年に長女が誕生してから子育てに専念したため、時間が拘束される映画やテレビドラマから遠ざかった。

 出産後はライフスタイルブランドを立ち上げ、帽子や子供服をプロデュースするなど“ママドル”としての活躍を続けた。順風満帆に見えたが、長女出産の頃から新しい生き方を模索するようになった。

「長女が乳児期に脳梗塞を患い、手足に軽度の後遺症が残ったため、菊池は独学で子育ての仕方や生き方を学んだようです。さらに教育者の講演や論文を読破しているうちに、学問への欲が高まった。39歳の時に方向転換をして大学院に進学。母校で教える機会まで持てるようになった。転機を上手に渡り歩いています」(芸能関係者)

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