また来日か? P・マッカートニー73歳でも衰えぬ“現役力”

公開日: 更新日:

 往年のポップスターであると同時に、シニアの星である。元ビートルズポール・マッカートニー(73)が今月13日、米カリフォルニア州で「ワン・オン・ワン」ツアーをスタートするほか、ビートルズ解散からソロになって45周年を記念したベストアルバム「ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト」を6月に発売。ワールドツアーで、この夏か秋にも、またまた来日公演を行う予定もあるのではないかと一部で報じられ、とにかく意気軒高なのだ。

「ポールは2年前に来日した際、ウイルス性炎症で公演をキャンセルしましたが、実はこのとき腸捻転と診断され、日本で緊急手術を受けていたことが明らかになっています。あわや腸閉塞という危険な状況で、そのまま引退なんていう見方もごく一部にありました」と、音楽ライターは振り返る。

 ところが、ポールは手術を乗り越え見事に回復、昨年も来日し東京ドームや日本武道館などでコンサートを開いて、往年のファンを喜ばせたが、またまたツアー、さらに2年連続で公演というのであれば、体力的にもすごい。ベストアルバム発売に際し、ポールはコメントを発表した。その中で、「キャリアという言葉はちょっとふさわしくないかな。なぜなら僕としては、“仕事”をしてきたというよりも、音楽の冒険を続けてきたという感じだから」と語っている。

 シニアにとっては、長く現役を続けるヒントにもなるかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー