フジまた惨敗 「OUR HOUSE」「早子先生」に打ち切り情報

公開日: 更新日:

 ま、傷は浅いうちにという妥当な判断なのであろう。

 芦田愛菜(11)とシャーロット・ケイト・フォックス(30)ダブル主演の「OUR HOUSE」(日曜21時)と、松下奈緒(31)主演の「早子先生、結婚するって本当ですか?」(木曜22時)。いずれもフジテレビ系のドラマだが、「ともに1~2話のカットが決定したそうです」(フジテレビ関係者)。当初の予定より放送回が少なくなるというのだから、これ、事実上の“打ち切り”である。

 もちろん理由は視聴率がすこぶる悪いから。プライム帯(19~23時)なのに2ケタに届かないどころか、芦田&シャーロットドラマは初回4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)を皮切りに4回目には3.8%まで落ち込んだ。

 ちなみに“裏”の松本潤(32)主演「99.9」(TBS系)は同日放送で16.3%。完敗である。コラムニストの今井舞氏は、「視聴後に不快感しか残らないドラマ」とこう続ける。

「主演女優は2人ともキーキーうるさいだけ。特に愛菜ちゃんはババを引かされてしまいましたよね。演技力が高いだけに橋田寿賀子ドラマ張りの長ゼリフをあてがわれ、矢面に立たされちゃったわけですから。予定調和のストーリー展開は百歩譲りましょう。ただ、同じ長ゼリフでも徹底的に年寄り目線から描いている橋田ドラマとは異なり、ただご都合主義のペラッペラの『笑い』と『お涙』を盛り合わせただけでは視聴者の気持ちを喚起できるはずありません。いっそのこと大映ドラマ風にするとか、米国のコメディードラマのように録音笑いを入れたり何か一工夫してあればと思うんですが……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー