月亭八方が目撃した 横山やすしの破天荒すぎる酒席伝説

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 古典落語では上方落語界屈指の実力派で、軽妙洒脱な“しゃべくり”にも定評がある落語家の月亭八方さん(68)。自称「下戸」の目から見た、酒に溺れた先輩芸人の姿とは……。

  ◇  ◇  ◇

 僕はお酒いうと、ホンマ、たしなむ程度しか飲めへんのですよ。乾杯ビールはグラスに口を付けるくらい。日本酒ならおちょこに3杯飲んだら、もう十分ですわ。

 それでも仕事柄、お酒の席は多いですし、大酒飲みの先輩、大先輩とご一緒させていただいたことはぎょうさんあります。そんな中で、一番の大トラ言うたら、やっぱり(横山)やすし師匠でしょうな。ちょうど20年前に亡くならはってますけど、あれほど破天荒な飲み方した人はおらんやろね。

 スナックとかクラブとか行くでしょ。店は「いらっしゃいませ」ちゃうんです。「やっさん来た。灰皿隠せ」から始まるんですわ。

 師匠はたばこが大っ嫌いでね。居合わせたお客さんも、愛煙家なら運が悪かったと諦めるしかあらへん。誰かがたばこ吸うてると、それだけで機嫌が悪ぅなって手がつけられへんから。

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