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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

世間が注目する“元夫婦”の今後 高島礼子は法廷に立つか?

公開日: 更新日:

 芸能人とメディアは心理合戦の一面もある。特にスキャンダルが発生した際は相手がどう出るか、お互いに読み合いをする。

 夫・高知東生被告(51)が覚醒剤取締法違反の罪で逮捕された高島礼子(52)は先手必勝だった。逮捕直後、メディアは即座に高島が撮影中の京都での定宿を軒並み調べた。狙いは直撃だったが、周囲の口は堅く姿は掴めずにいると、6日後に高島は京都で会見。しかも、自ら「尿検査」をしたことを明かし、気丈に対応した。その姿に「立派だった」と多くの人の同情を買った。

 離婚についても質問を遮ることなく、「選択肢のひとつ」と否定しなかった。そこには「覚醒剤に愛人の存在。妻への裏切りの大きさから離婚するのは当然」という業界内からの声も後押ししたと思う。和田アキ子はラジオで私的な意見として「離婚なんかできるの」と異論を唱え、逆にネットで叩かれるという余談もあったが、世間の最大関心事は夫婦の今後にあった。

「高知にどんな判決が出ようと、芸能界に戻れるほど役者としての価値もない」という声が大半を占め、高島に注目は集まっていた。当初、「離婚は高知の判決が出てから」との意見もあったが、高島の決断は速かった。

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