NHKが異例特集 清水富美加で露呈した“奴隷契約”の深い闇

公開日: 更新日:

 もはや社会問題と言っていいだろう。芸能人の“奴隷契約”だ。1日のNHK「クローズアップ現代+」では、「芸能人が事務所をやめるとき~“契約解除”トラブルの背景を追う~」と題した特集を放送。その踏み込んだ内容に波紋が広がっている。

 番組では、幸福の科学に出家し芸能界を引退した女優の清水富美加(22)らをピックアップ。清水の父親が契約解除の問題についてコメントを寄せる一方、業界で隠然たる力を持つ「日本音楽事業者協会」(音事協)にも取材。お笑いコンビ「爆笑問題」の所属事務所社長の太田光代氏らも出演しコメントしていた。

「放送日はちょうど女優の堀北真希さんの引退が報じられた日でした。太田さんは、堀北さんについて『美しくさわやかな引退』と表現していましたがトンデモナイ。若いころから生活を厳しくチェックされ、夫・山本耕史と結婚する際も所属事務所から猛反対された。堀北さんと事務所との間には深い溝があったといいます」(芸能リポーター)

 いくら“人気商売”とはいえ、好きな人との結婚も許されないのであれば、“奴隷”といわれても仕方ないだろう。また、WOWOWでは今年1月に、ドラマの撮影で子役の女児(6)を未明まで働かせていたことが発覚。謝罪に追い込まれた。今、浮世離れした芸能界の“体質”そのものが問われているといえそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  2. 2

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  3. 3

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  4. 4

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 5

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  1. 6

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  2. 7

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 8

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  4. 9

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  5. 10

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか