キムタク失態も救う カンヌの杉咲花をマナー専門家が賞賛

公開日: 更新日:

 一難去ってまた一難、元SMAP木村拓哉にまたもやバッシングの嵐だ。仏で開催中の第70回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでの立ち居振る舞いについて、〈自己チュー〉〈ドン引き〉などと問題視する声が日本国内で続出。具体的には、振り袖に身を包んだ女優の杉咲花(19)をエスコートするどころか、ズボンのポケットに左手を突っ込んだままスタスタと階段を上るというジェントルマンにはあるまじき失態を演じてしまったのだ。

 予兆はあった。主演映画「無限の住人」を引っ提げ、13年ぶりに同映画祭へ返り咲きを果たしたキムタク。それがたとえアウト・オブ・コンペティション部門での出品、つまり評価対象外の“おまけ”だとしても気分は高揚し緊張もしたのだろう。リムジンを降りたときから唇を舌でなめ、不安やストレスを抱えている様子が見て取れた。いくら英語が得意とはいえ、「イエス。もう、一番、一番、うれしいです」などと日本語で返答するのがやっとであった。

 そんな興奮冷めやらない主演俳優のせいで置いてけぼりを食らった杉咲だが、マナーの専門家、国士舘大学講師でビジネス能力開発研究所代表の安重千代子氏は、むしろ「拍手を送りたい」とこう続ける。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃