トルコ小型機墜落 死亡乗客はトルコ大富豪の美人娘だった
トルコの小型ジェット機が11日午後、イラン南西部のシャフレコルド付近の山岳地帯に墜落し、乗員3人乗客8人が全員死亡した事故。乗客はトルコのコングロマリット(複合大企業)「パジャラム・ヤチリムHD」のオーナー、フセイン・パジャラム氏の娘ミナ・パジャラムさん(28=写真は本人インスタグラムより)と7人の女友達で、4月に結婚するミナさんの“独身お別れ旅行”の途中だったことが分かった。
現地の報道などによると、一行はドバイで休暇を過ごし、ジェット機はアラブ首長国連邦のシャルジャからトルコの最大都市イスタンブールに向かう途中で墜落した。
ジェット機はパジャラム氏が所有する「ボンバルディア チャレンジャー600」。ミナさんのインスタグラムには、旅行の楽しそうな写真が複数投稿されていて、事故機の前や機内で撮影した写真も含まれている。ミナさんは4月14日に実業家とイスタンブールの宮殿で挙式する予定だったという。
パジャラム・ヤチリムは、観光・不動産・ホテル・航空・食品・エネルギーなど幅広い分野で活動しているコングロマリット。フセイン氏は愛娘の名前を付けた「ミナ・タワーズ」という超高級ホテルを建設中だった。また、近い将来にミナさんに事業を引き継がせる予定だったという。