ドン底で得た持論 ムーディ勝山が語る“一発屋の熟成期間”

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■全盛期の月収はケタ違い、天狗になって……

 さて、滋賀県草津市生まれのムーディさんがお笑い界にデビューしたのは2000年。いくつかのコンビやトリオを経て、05年に梶剛さんとコンビ「勝山梶」を組み、06年に作詞・作曲した「右から来たものを左へ受け流すの歌」で大ブレークした。

「あれは、大阪・玉出のオンボロアパートでのこと。部屋の掃除をしながら何げなくアドリブで鼻歌を歌い、右から左へとテレビやテーブルを移動させていたら、突然、歌詞とメロディーがピターッ! とハマったんです」

 すぐに携帯電話の録音機能を使い、後輩芸人や行きつけの居酒屋の店員に聞かせたら、ともに大ウケ。さらに芸人仲間の結婚披露宴の余興で歌い、それがお笑い番組のプロデューサーの目に留まったことがきっかけとなって、一気に人気芸人への坂を駆け上がった。

 着うたのダウンロード数は210万件を超え、07年末のNHK紅白歌合戦では前川清の「そして神戸」のバックコーラスのひとりに抜擢されたほど。

「東京進出後の全盛期は月収640万円だった」(ムーディさん)というからハンパじゃない。

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