碓井広義
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碓井広義上智大学教授(メディア文化論)

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。81年テレビマンユニオンに参加。以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授を経て現在、上智大学文学部新聞学科教授。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。

長澤まさみら怪演 ドラマを支える脚本と“仕掛け”の面白さ

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 コンフィデンスマン、もしくはコンマン。その意味は詐欺師とかペテン師で、相手を信用させて詐欺を働くことを指すのが「コンゲーム」だ。

 コンゲーム映画なら、懐かしいところではポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの「スティング」(73年)。最近ならジョージ・クルーニー主演「オーシャンズ11」シリーズがある。フジ月9「コンフィデンスマンJP」は、まさにコンゲームドラマだ。

 チームはボスのダー子(長澤まさみ)、人のいい青年詐欺師ボクちゃん(東出昌大)、そして変装名人リチャード(小日向文世)の3人である。

 これまでにターゲットとなったのは裏の顔を持つ公益財団会長(江口洋介)、ホテルチェーンの強欲経営者(吉瀬美智子)など。先週は食品偽装で儲けている社長(佐野史郎)だったが、彼の映画好きを利用した「映画製作詐欺」ともいうべき仕掛けが見ものだった。

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